こんな方法で移動しても大丈夫?【赤ちゃんの発達と不思議な動作】
顔を使って前進(3か月の女の子)
顔を布団にうずめて、よいしょ、よいしょ!
3か月でも、前に進めちゃいます。
回答:榊原 洋一さん まずは手が使えるようになってから、足が使えるようになるのですが、この子は足の力が非常に強いようです。まだ、手が発達していないため、上体を上げることができませんが、足は伸びたり縮んだりしています。 発達には個人差があります。この子は足の交互の運動の発達が早かったため、このような形で前進できるようになったのですね。
寝返りでどこまでも!(7か月の男の子)
ごろんと寝返りでどこまでも移動します。横にしか進めませんが(笑)
回答:榊原 洋一さん 寝返りは、赤ちゃんが初めてできるようになる移動運動と見なされます。寝返ると隣に移動できますからね。 しかし、寝返りで“移動”するには「動きたい」という欲求も必要です。「お母さんのそばに行きたい」「あのおもちゃを取りたい」など。 こうやって寝返りで移動できると、他の移動方法を覚えないのではないかと心配される方もいるようですが、心配ありません。 子どもは、さまざまな動きを覚えると、より有効な方法を使うようになっていきますよ。
上を向いてハイハイ!
▽9か月の女の子
6か月のころから上を向いて移動しまくっています。
▽1歳2か月の女の子
実はもうあんよもできるけど、あおむけもお気に入り。
回答:榊原 洋一さん あおむけ移動は、ずりばいのひとつの形だと思います。 あおむけ移動は、目線が上を向くので、お父さんやお母さんの顔が見えたり、天井が見えたりして、下を向くずりばいよりも、視界の体験が楽しいのだと思います。 また、足の裏のまさつだけで床の上を簡単に移動できるので、寝返らなくても簡単に移動できるのです。
すくすくポイント
ジェネラルムーブメントって知ってる?
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