妻が納得してくれるにはどうすればいい?
休日はなるべく息子と過ごそうと考えています。
我が家は共働きで、アニメの作画をしているママは、締め切り間際になると、週末も家で仕事をすることがしばしばです。そのため私は、週末は子どもと遊んだり、家を掃除したりと、ごはんの用意以外の家事・育児をするようにしています。
しかし、ママは納得していないようで、「1週間のうちの1日や2日やるのでは、私の方がやっている」となるようです。また、気が緩んでテレビでも見ていると、「暇でいいよね」と言われてしまい、少しも気が抜けません。
ママによると、「俺やってる、みたいな空気が漂っている気がする。確かにやってもらっているけれど、私も平日の家事や育児をやっているんだよ」と思ってしまうそうです。そんな雰囲気を出しているつもりはありませんが、出ているのだと思います。
どうしたら、ママは納得してくれるのでしょうか。
(2歳の男の子をもつパパ・ママより)
ママとパパの評価にはズレがある
回答:大豆生田 啓友さん なかなかママに褒めてもらうのは難しいようですが、すごくよく頑張られていると思います。 育児や家事に関しては、パパの自己評価は高いけれど、ママからの評価は低いことがあります。逆の場合もあり、ママからの評価は高いが、パパの自己評価は低い場合もあります。 そこの評価の差は何か考えたとき、今回の場合は「ちょっと油断してテレビを見ていること」が思いあたります。 パパ側は、心のどこかで「頑張っているのに」と思ってしまいますが、ママ側は、「私は24時間365日ずっと家事・育児をやっているの。あなたは週末だけよね。しかもそうやって、自分の時間がいつでもとりたいときにとれるのよね。」という見えない思いがあるのだと思います。そこのズレが、とても難しいところだと思います。
「足りない」のは育児の「量」とは限らない
回答:大日向 雅美さん パパが家事・育児をやっていても、ママが「何か足りない」と感じているとき、その「足りない」は、「もっと家事・育児をやって欲しい」という思いだけとは限りません。 例えば、パパがテレビを見ているときに、ママが仕事を終えて部屋から出てきたら、パパは「お疲れさま。コーヒーでも入れるから一緒に飲もうか。」とママをねぎらってあげてください。ママは「ねぎらいの一言」が欲しいのです。それをパパがしてくれると、「じゃあ一緒にテレビ見るわ」となったり、「飲み終わった食器は私が洗っておくわね」「いいや、僕が洗っておくよ」など、次のステージに進むことができます。 ママが「何か足りない」と感じるポイントは、家事・育児をやっている量の問題とは限りません。ママのハートをつかめるのは、ママをねぎらう、ティータイムかもしれませんよ。
妻からの要求に応えられず、ダメ出しをされてしまいます。どうしたらいいでしょうか?
すくすくポイント
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