“イクメン”の波に乗り切れない。どうしたらいい?
勤める会社は、育休や時短勤務の取得が進められ、制度が整ってきています。仕事と育児の両立をすすめるために、同僚と意見を交わすこともあります。
仕事と育児の両立に積極的な同僚たちを見ていると、自分が“イクメン”という流れに乗り切れていない気がして、焦っています。
“イクメン”になりたいと思ってはいるのですが、息子になかなかなついてもらえず、やる気をそがれてしまいます。どうすれば“イクメン”になれるのでしょうか?
(8か月の男の子をもつパパより)
まずは週1回でもいいので、早く家に帰る
回答:渥美 由喜さん 育休や時短勤務の取得が整えられていて、とてもいい会社に勤められていると思います。 今の日本全体に言えることなのですが、仕事と育児が両立できる制度が整っていても、「上の世代の管理職の方の理解がない」というように、風土が整っていない場合があります。 しかし、中長期的に見ると「効率よく仕事を終える人」「子育てをしている人」が、評価される時代になります。子育てをする人は、職場の女性や介護などをする人の気持ちもわかるようになります。 子どもが小さいうちは、時間と手をかけることが大事です。 まず初めにできることは、週1回でもいいので、早く家に帰って、お子さんといられる時間を勝ち取ってください。それを続けていくと、家事や育児において、できることが増えていきます。
回答:小﨑 恭弘さん 誰のために“イクメン”になりたいのか考えてみてください。他の人に勝つためではなく、ママやお子さんのためになるものですよね。 あまり人と比べずに、何をしたら、ママと子どもが喜んでくれるかを考えましょう。 お子さんがなついてくれないとのことですが、ミルクをあげるときや、オムツを替えてあげるときなどに、「ミルク飲んでお腹いっぱいだね」「オムツを替えてすっきりしたね」というように、言葉がけをしてみてください。子どもには、言葉がけが必要です。 言葉の意味が伝わらなくても問題ありません。パパの声や抱き心地、匂いなど、子どもの体に伝えていくことが大切です。 言葉がけと合わせて、子どもに視線を合わせて笑いかけてあげるといいですよ。
ママとの育児能力を比べ落ち込んでしまう。どう解消したらいい?
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すくすくポイント
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