1歳1か月の女の子の場合
<この服イヤ!>
ママが選んだ洋服が気に入らなかったときのイヤイヤ。
着ている服を「えい!」と脱ぎ捨ててしまう。
<電車イヤ!>
電車の中でぐずりはじめ、いったん途中の駅で降りたときのイヤイヤ。
「次の電車に乗ろうか?」と声をかけても、泣きながらイヤイヤ。
⇒ママの悩みは?
電車の中でぐずったときは、いったん途中の駅で降りて泣き止んだら、次の電車に乗ろうと思っていました。でも、抱っこしても、おもちゃをあげてもイヤイヤが収まりませんでした。
これ以上電車を遅らせると、混雑に巻き込まれると思ったため、子どもは泣き止みませんでしたが、そのまま電車に乗せて帰りました。
こういう時はどうすればよいのでしょうか?
気持ちを切り替える方法を子どもに選ばせる
回答:大豆生田 啓友さん 電車の中でぐずったときに、いったん降りるというのはとてもよかったと思います。そのようにして、子どもの気持ちを切り替えることが大切です。 気持ちを切り替える方法として、何をするかを子どもに選ばせてもいいかもしれません。 例えば、「ジュースを飲んでもいいし、おもちゃで遊んでもいいし、どれをやってから乗る?」というように、子ども自身に選ばせるとうまくいくことが多いかと思います。
子どもの気持ちを考える
回答:坂上 裕子さん 電車などの公共の場でイヤイヤし出すと、親は何とかしなければと、その状況の解決をゴールとして、考えてしまいますよね。 そのときに、状況を解決することではなく、「何でイヤって言っているんだろう」「何で泣いているのかな」と子どもの気持ちを考えてみてください。 子どもの気持ちを考えながら、試行錯誤していくと、徐々に泣き止んでくれるツボがわかってくると思います。 この時期の子どもの成長は大きいため、そのときの子どもの気持ちを考えるプロセスは、意味のある時間だと思います。子どもの気持ちの成長を共有することも大事です。
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