SNSを活用したママ友関係 ~ルールの設定~
<5か月の男の子を持つママの例>
出産前に、通っていたスイミングスクールで、同じように通っていた妊娠中のママたちと知り合いました。仲良くなったことをきっかけに、9人のママで、直接会って話したり、SNSを活用してグループをつくり、子育ての情報交換をしたり、互いの悩みを相談し合ったりしています。
参加しているママの年齢は20~40代とバラバラですが、同じ世代の子どもがいるため、自分が今気になっていることについて相談しやすくなっていると思います。
しかし、9人も参加しているため、少し目を離していると、メッセージの未読が100件を超えてしまうときがあります。そのすべてに対応することは難しいため、みんなで相談し、以下の3点を、SNSを使用するときのルールとして設けました。
・既読スルーをしてもいい
・通知音はオフにすること
・返信は、自分ができることに対してだけすればよい
このような仲間たちとの交流が、大変な子育ての中で安心できる存在となっています。
ゆるやかな「ママ友関係」が大事
回答:大豆生田 啓友さん この例は、SNSを上手に使った典型的なパターンですね。 ママ友との関係で大事なことは、ゆるやかな関係であることです。こうなればいけないという決まりはありません。悩み相談や自分の気持ちを分かってほしいときに、話すと誰かが反応して返事をしてくれる関係はとてもいいと思います。
「リアルな仲間関係」が育っているからこそ、SNSでもうまくできる
回答:青木 紀久代さん SNSだけでのやり取りではなく、リアルな場所でも会って交流できていて、人間関係がケアされているように感じました。 だからこそ、SNSでのやり取りもうまく仲間関係ができているのだと思います。
子どもが来たらスマートフォンをやめる
回答:青木 紀久代さん SNSを使って、ママ友と情報共有したり、相談に乗ってもらったりすることはいいことだと思いますが、スマートフォンばかりになってしまわないようにしましょう。 ママがスマートフォンを見ているときは、子どもから目を離しているということでもあります。子どもが自分のもとに来たら、スマートフォンをやめるようにしましょう。 また、パパが仕事から帰ってきて、手が空いているのであれば、パパに子どもの面倒を見てもらって、ママはスマートフォンに向かう時間をもらうというのもいいかもしれません。 パパと子どもがママの時間を作ってあげることも大切だと思います。
ママ友のトラブルが気になり、仲良くなれない。どうすればいい?
すくすくポイント
子どもの「よりよい育ち」に繋がる親同士のいい関係
みんなで子どもを育てあう!親も参加する幼稚園の取り組みを紹介
これも知りたい!
PR