靴下はけるよ!
1歳3か月のころ、教えていないのに、娘は私の靴下を自分で脱いだり履いたりできるようになりました。
3か月後には、自分の靴下でも脱ぎ履きが出来るようになりました。保育園でも珍しいそうです。
(1歳7か月の子をもつママより)
ドラマー?
外出先にたまたまドラムセットがあった時、娘をいすに座らせると、右手と左手それぞれでドラムセットを叩きました。
ちゃんと使い方が分かるようです。
(2歳3か月の子をもつママより)
脱走
息子はハイハイでベビーゲートの向こう側に行こうと、何度も挑戦していました。
なかなか出来なかったのですが、ペットの犬がゲートの脇を通り抜けていくのを見て、息子もまねをして、ゲートの脇を通り抜けることができました。
(8か月の子をもつママより)
回答:榊原 洋一さん 子どもは周りの人の動きを見て、「こうやるのか」と知恵をつけていきます。 したがって、日常の中でお手本を示すということが重要です。日々の基本的な習慣である、ゴミをゴミ箱に入れる、という動作も「ゴミはゴミ箱に捨てなきゃいけない」というよりも、ママとパパがこうしているからと、まねをするようになります。 ベビーゲートから脱走しようとした子も、向こう側に行きたいけれど行けない、というときに、犬がやっているのを見てやり方に気づき、まねをしたのです。 キーワードは「まね」と「ほめ」です。一生懸命やって、周りの人にほめられることで、また一生懸命やる、この繰り返しで、今回の質問のようなことも出来るようになっていきます。 そのため、子どもが何かに挑戦したり、頑張ったりしているときには、ほめて元気づけてあげることがとても重要です。ほめられることで子どもは、「できたぞ」という達成感を得ることが出来ます。また、自分で「できた」と思う気持ちと、「ママにほめられた」と思う気持ちの、二重のうれしさを得ることもできるのです。 子どもが大きくなってからも、「どうしてできないの」という言葉は飲み込んで、出来たときに「よくできたね」とほめてあげることが子育ての極意です。 実は赤ちゃんは私たちが思っている以上にたくさんのことができます。それは、「色々なことを観察し、まねをし、元気づけられて行動する」ということができるからです。そういう意味では赤ちゃんは天才です。
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