小学校入学までに読み書きや計算はどこまで勉強させればいい?

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2016/01/23

出典:すくすく子育て[放送日]2016/01/23[再放送]2016/01/29

小学校入学前にどこまで勉強させておけば、入学後に子どもが苦労しなくて済むのでしょうか?

自分の名前がひらがなで読めればいい

倉石 哲也さん回答:倉石 哲也さん

自分の名前をひらがなで読めれば大丈夫です。
何ができていればいい、悪いという問題はとくにありません。
3~5歳ごろになると文字を覚える、書く能力はついていきますが、無理に反復学習のように学ばせてしまうと、子どもは勉強が楽しくなくなり、嫌々学ぶようになってしまいます。子どもに力があるようであれば、機会を見て挑戦させてみるのはいいと思いますよ。

「学びの支え」は生活の中で育つ

岩立 京子さん回答:岩立 京子さん

幼児期に大切にしたい力は、下記の2つです。
これらの力は、日常生活の中で養うことができ、子どもの学びを支えます。

■幼児期に大切にしたい力
(1)「数・図形・文字などへの関心・感覚」
この力は、街中で「看板」や「標識」を見たときに、書かれている文字や形の役割を理解したり、それらに興味を持ったりすることで養われます。
また、家族で食べ物を分けることは、数量を感覚的に理解する練習になります。
 
幼児期に大切にしたい力「数・図形・文字などへの関心・感覚」のイメージ

(2)「思考力の芽生え」
この力は、子どもが自分でものごとを考える力です。
何事に対しても、すべて親が説明をするのではなく、日頃から子どもに考えさせる機会を与えることで、この思考力を磨くことができます。
日常生活の中で交わされる、やりとりの積み重ねが大切です。

例:夕食のメニューをカレーにしようと考えたとき、「カレーには何が必要かな?」と親が尋ね、子どもにカレーに必要な食材を考えさせてみる など
 
幼児期に大切にしたい力「思考力の芽生え」のイメージ


自分のことを1人でできるようになるには?

親が手を貸すのは、どの程度がいい?

登下校の練習は、いつ頃どのようにすればいい?

不審者についての注意は子どもにどう伝える?

トイレで失敗しないようにどう声かけをすればいい?

絵が苦手な子どもに興味を持たせる働きかけは?

運動はどの程度できればいい?

子どものウソにどう付き合えばいい?


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