子育てに対する考え方の違いはどのように伝えればいい?
ばあばの家に遊びに行くと、毎回甘いお菓子をたくさん出されます。
がんばって準備をしてくれているのですが、娘にはまだ甘いものを食べさせたくありません。
このような子育てに対する考え方の違いは、どのように伝えればいいのでしょうか?
(2歳8か月の娘をもつママより)
感謝の言葉を伝えながら、繰り返し伝える
回答:大日向 雅美さん 甘いお菓子を与えるのは、じいじ・ばあばの愛情表現です。「じいじ・ばあばに、甘やかしてもらったな」という思い出も子どもにとって悪いものではありません。まずは、「たまに甘いものをもらうくらい、どうってことない」と思うぐらいの度量を持って向き合えるといいと思います。 しかし、子育ての基本方針を決めるのは、パパとママです。子育ての根幹に関わるようなことがあれば、やめてほしいということを伝えてください。 じいじ・ばあばに気持ちを伝えるときには、まず感謝の言葉を伝えることが大切です。 「ありがとうございます。でも、こういうふうに子育てしたいと思っているのです。どうでしょうか。」と投げかけてみてください。一度伝えるだけでは、気持ちは伝わらないかもしれません。これは持久戦です。繰り返し伝えることで、じいじ・ばあばに気持ちを分かってもらいましょう。 また、子どもは、ばあばの家で甘いものを食べると、家でも食べたいとねだることがあると思います。 そのような場合は、「アイスクリームは、ばあばの家だけ。」と、ばあばの家が特別な場所だと子どもに思わせてください。そうすると、ばあばの家がお菓子の家のように思えて、子どもにとって、ばあばの家に遊びに行くことが、よりいっそうの楽しみになりますよ。
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