子育てアイデア ことば編
子どもが素直に言うことを聞いてくれず、困るときがありますよね。今回は子どもの意識を向けさせる、魔法のことばを紹介します。
2014年に放送したすくすくアイデア大賞から、「もう一度見たいアイデア」を厳選してご紹介します。
赤ちゃん見学会(長野県 草野絵里子さん)
<どんなアイデア?>
子どもが2人以上いるご家庭にオススメです。
上の子が何かに夢中になり、ママの言うことを聞いてくれないときに使えるアイデアです。
例えば、上の子がテレビに夢中になってしまい、なかなか着替えてくれないときは、
「お兄ちゃん、ボクお着替えしたことないんだよ」
「お兄ちゃん、お着替え見学させてくださーい」
と、ママが下の子になりきって上の子に話しかけることで、上の子はお兄ちゃんとしてのプライドを刺激され、着替えるようになります。
見えないけど、引っ張るよ!(滋賀県 尾松万起さん)
<どんなアイデア?>
子どもと出かけたときに、子どもが何かに気を取られて、その場で動かなくなったり、一人で先に行ってしまったりした場合に、自分からママのところに戻ってきてくれるようになるアイデアです。
まずは子どもに声をかけて、ママの方に目を向かせます。
子どもがこちらを見ている間に、子どもからロープが出ているというつもりで、見えないロープを引っ張るマネをします。
そうすると子どもは、ロープに引っ張られたように、自然とママのもとに戻ってきます。
ポイントは、オーバーアクションでロープを引っ張るマネをすること。
最初はゆっくり「シュー、シュー」と言いながら引っ張り、最後の方は「キュキュキュ」と、少し早めに引っ張るマネをすることで、子どもはママのもとに思わず走りたくなります。
パントマイムを面白がる子ども心をうまく利用したアイデアです。
読み聞かせが静かに始められる合言葉(熊本県 坂本健一さん)
<どんなアイデア?>
読み聞かせのとき、さわいでしまう子どもたちを、静かにさせたいときに使えるアイデアです。
読み聞かせの前に「1(いーち!)、2(にー!)、3(さーん!)」と大きく声に出して、子どもたちと一緒に数を数えます。
そして「4」のときに口の前で人差し指を立て、小さな声で静かに「4(しー…)」と言うと、子どもたちは、その動きにつられて静かになります。
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