人見知り対策アイデア「いないいないじぃじ」(2013年「すくすくアイデア大賞」大賞作品)
「いないいないじぃじ」
(尾松 青爾さん/滋賀県/2013年放送)
<どんなアイデア?>
離れて暮らしていて普段会えないおじいちゃんに、人見知りしてしまう子どもが、おじいちゃんに慣れるアイデアです。
おじいちゃんの写真を使って作った、「いないいないばぁ」のおもちゃ、「いないいないじぃじ」を使います。
おじいちゃんが同じ部屋にいることも怖がっていた子が、「いないいいないじぃじ」を使ってからは、おじいちゃんに対する人見知りが緩和されたそうです。
<「いないいないじぃじ」の作り方>
(1)いないいないばぁの格好のおじいちゃんの写真を2種類(「いないいない」と、「ばぁ」の状態)撮影し、印刷。
(2)「いないいない」と手で顔を覆っている状態の写真の、手の部分を切り取り、「ばぁ」の写真の上に重ねる。
(3)両端をテープでとめる。
これで完成です。
「いないいないじいじ」で遊んでいると、次におじいちゃんに会ったときに、人見知りをしなくなります。
<専門家からの一言>
回答:榊原 洋一さん 人見知りというのは、他人(知らない人)に対しての不安です。そのため、いつもはいない人がそばにいると、人見知りの子どもは怖くなってしまいます。 しかし、「いないいないじぃじ」を使うと、子どもも「いつも見ている顔だ」と思い、「あの人だ」とわかります。 このアイデアも、子どもの心理学をうまく活用しています。
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