古武術の動きを活用した「楽になるだっこ」のヒントをご紹介!
長い時間だっこをしていると、ママやパパは疲れますよね。子どもの体重が重くなってくると、さらに大変!
肩こりや腰痛、そして腱鞘炎などに悩まされる子育て中のママは少なくありません。
そこで、今回は古武術の動きを活用した「楽になるだっこ」のヒントを紹介します。
講師: 岡田 慎一郎(理学療法士) 古武術を応用し「筋力に頼らない介護」を提唱しています。
古武術とは?
剣術や柔術のように、日本に古くから伝わる武術の総称。
古武術的「ラクちんだっこ」の仕方
ポイントは、背中の肩甲骨。
腕だけでだっこするよりも、肩甲骨を広げて背筋を意識すると、だっこがラクになります。
まずは、縦抱きをしている状態で、お尻を支えている手の甲を、お尻の方に向ける。
こうすることで、肩甲骨が広がり、背中に適度な張りが生まれます。背中の力が腕に伝わりやすくなります。
そして、この背中の張りを保ちながら、さきほどお尻に向けた手の甲を、元に戻します。
次に頭を抱えている手も同じように、いったん手の甲を頭に向けて抱えてから、手のひらを返します。
見た目は普通なのですが、この方法でだっこすることで、背中から赤ちゃんを包みこむようなだっこに切り替わります。
古武術をマスターするのは難しいですが、疲れたときは手のひらを返して、肩甲骨をのばしてみてください。
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