子どもの成長記録を笑顔の写真で残したいけれど、なかなか自然な笑顔を撮れないですよね。そこで、子どもの笑顔を撮り続けてきた「えがお先生」に、簡単に笑顔写真を撮れる技を教えてもらいます。
講師: えがお先生(笑顔写真家) 「ハイ、チーズ」は子どもの表情がかたくなってしまうNGワードです。子どもの最高の笑顔を撮ろうと思ったら、大切なのは「遊びながら撮る」ことです。その撮影方法を あそびシャッター と呼んでいます。
今回は、おうちの中で動きのある表情がゆたかな子どもの写真を撮ってみましょう。
あそびシャッター(1)全力!からだジャンケン
最初のあそびシャッターは「全力!からだジャンケン」です。
まず、からだ全体を使ったジャンケンのポーズを決めます。このポーズを使って、子どもとジャンケン対決をします。
撮影する人は、右手にカメラを持ち、左手でジャンケンをしましょう。ジャンケン「ポン」のタイミングでシャッターを押すと、自然な笑顔が撮影できます。
「いい笑顔だね!」と子どもを褒めてあげると、子どももうれしくなって、もっと撮られたいという気持ちになりますよ。
あそびシャッター(2)輪投げ入るかな?
次のあそびシャッターは「輪投げ入るかな?」です。
まず、紙皿の底を切り抜いて、輪っかを作っておきます。
撮影する人は、右手にカメラを持ち、左手を前に出します。子どもに左手をめがけて輪っかを投げてもらいましょう。このとき、左手の位置が高いと、子どもの目線が上に外れてしまいます。子どもの目線がカメラと合うように、しゃがんで撮影しましょう。
「せ~の、3・2・1」などのかけ声に合わせて輪っかを投げてもらうと、投げた瞬間を撮りやすくなります。
今にも飛び出てきそうな、とびきり笑顔写真が撮れますよ。
あそびシャッター(3)動物なりきりくじ引き
最後のあそびシャッターは「動物なりきりくじ引き」です。
まず、2種類のくじを作ります。1つは「いぬ」「きりん」などの動物の名前を書き、もう1つは「おひるね」「ダンス」などの動物の動きを書きます。
このくじを、1つずつ子どもに引いてもらいます。例えば「いぬ」と「おひるね」を引いたときは、「いぬがおひるね」のお題で、子どもになりきってもらうんです。
でも、「いぬがおひるね」のようなお題のときは、子どもの顔がよく見えなくなることも。
こんなときは「目覚まし時計が鳴りました! おはよう~起きて~」のような具体的な指示を出すと、タイミングよく笑顔写真を撮ることができます。
みなさんも子どもの笑顔写真にチャレンジしてみてくださいね。
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