子どもの目はどのように検査するの?
小さな子どもの目は、どのように検査しているのか、小児眼科クリニックでお話をうかがいました。
この器具は、強い遠視・近視・乱視・斜視などがないかを、おおまかに判断するものです。子どもは光を数秒見つめるだけなので、集中力の続かない小さな子でも簡単に検査することができます。
子どもにおもちゃを見せて、左右の視線が合っているか、斜視がないかを検査します。
赤ちゃんはしま模様に反応しやすいという特性があるため、しま模様の細かさを利用して視力を測る方法もあります。
お話ができるような子どもは、おなじみの「ランドルト環」を使うこともあります。手に持った輪を回して答えるので、ゲーム感覚で検査できます。
こちらは、両目で立体的に見えているかを調べる検査です。特殊なメガネをかけて、形が浮き上がって見えているか、子どもに答えてもらいます。
検査で病気が見つかったときは?
検査で病気が見つかったとき、ママやパパはどんな心がまえでいたらよいのか、小児眼科クリニックの院長にお話をうかがいました。
子どもの治療を進めるには、ママやパパなど、まわりの大人のサポートが必要です。病院と一緒に、協力体制をつくっていきたいと思っています。早く病気が見つかった場合は、早く治療を始めることができます。見つかるのが遅くても、そこからスタートできるので、前向きに治療を進めていきましょう。 (小児眼科クリニック 院長)
斜視でメガネをかけているが、立体的にものを見られるようになる?
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