炊きたてのごはんに、香り高いバターを混ぜるだけの簡単バターライスは、シンプルなのに、驚くほどしっかりした味わいのポトフと相性抜群。寒い冬にほっこりする優しい味です。
(大人の献立一人あたりのエネルギー量813kcal、塩分量2.6g)
離乳食アレンジ
離乳食のレシピは月齢に合わせて4段階に分けて紹介しています。月齢によって取り分ける食材が異なりますので、お子さまに合わせてレシピをチェックしてください。
食材の取り分け表
●生後5〜6か月ごろ:なめらかにすりつぶした状態
●生後7〜8か月ごろ:舌でつぶせる固さ
●生後9〜11か月ごろ:歯ぐきでつぶせる固さ
●生後12〜18か月ごろ:歯ぐきでかめる固さ
レシピ考案:料理研究家 上田淳子さん
料理研究家としてTV・雑誌でも活躍中。料理とお菓子、ワイン教室も主宰。また、双子の男の子の母としての経験を生かしながら、子どもの「食育」についての活動も行なう。
レシピ考案のポイント
ポトフに使う鶏肉は①大人用のもも肉と②離乳食用のささ身を同じ鍋で煮て取り分けます。また副菜に使うブロッコリーもポトフの鍋で一緒に煮てしまうので、鍋一つで完成!
※材料は全て2人分です。
A.主食:バターライス
(材料)
米 1カップ(※)
水 1カップ(※)
バター 5g
塩、こしょう 適量
パセリ 適量(お好みで)
※米は炊飯器に付属されている計量カップ(180ml≒米150g)で計り、水も同じカップで計りましょう。
(つくり方)
1)米を洗い炊飯器に入れる。水を加え30分程おき、通常通り炊く。
2)炊き上がったら全体をほぐし、バター、塩、こしょうを混ぜ合わせる。
※お好みでみじん切りにしたパセリを散らしてもよいでしょう。
B.主菜:ポトフ
(材料)
鶏もも肉(皮なし) 1枚
ウインナーソーセージ 4本
鶏ささ身 1本 (※生後7〜11か月ごろの離乳食用)
じゃがいも 2コ
にんじん(小)1本
かぶ(小)2コ
たまねぎ 1コ
固形ブイヨン 1コ
こしょう、粒マスタード 適量(お好みで)
(つくり方)
1)もも肉は一口大に切る。ささ身は筋を取る。じゃがいもは皮をむいて2等分に切る。にんじんは皮をむき、縦に4~6等分に切る。かぶは皮をむき半分に切る。たまねぎは皮をむき、くし形に切る。
2)鍋にたまねぎ、にんじん、もも肉、ささ身を入れ、かぶる程度の水を加え中火にかける。沸騰してきたら弱火にし、5分程煮る。
★離乳食用のささ身、もも肉に火が通ったら、離乳食用に取り分ける。
【取り分け分量】
生後7〜8か月ごろ:ささ身5g
生後9〜11か月ごろ:ささ身15g
生後12〜18か月ごろ:もも肉15g
3)2)にじゃがいも、かぶも加え、さらに野菜が柔らかくなるまで10分程煮る。
※副菜Cのブロッコリーも、ここで鍋に加えて一緒にゆでる。
★野菜とスープは、味をつける前に離乳食用に取り分ける。
【取り分け分量】
生後5〜6か月ごろ:にんじんとかぶを合わせて10g
生後7〜8か月ごろ:じゃがいも10g~20g、にんじん、かぶ、たまねぎを合わせて15~20g、スープ適量
生後9〜11か月ごろ:じゃがいも30~40g、にんじん、かぶ、たまねぎを合わせて20g~30g、スープ80ml
生後12〜18か月ごろ:じゃがいも20g、にんじん、かぶ、たまねぎをあわせて20g~30g、スープ80ml
4)3)に固形ブイヨンを入れて溶かし、ウインナーソーセージを入れて煮る。お好みでこしょうを加え器に盛り、粒マスタードを添える。
▼離乳食アレンジはこちら▼
★[生後5〜6か月ごろ] にんじんとかぶのとろとろ
★[生後7〜8か月ごろ] 鶏ささ身と野菜のミルク煮
★[生後9〜11か月ごろ] 粗つぶしポトフ
★[生後12〜18か月ごろ] 角切りポトフ
C.副菜:ゆでブロッコリーのレモンマヨネーズ
(材料)
ブロッコリー 1/2株
マヨネーズ 大さじ1
レモン汁 小さじ1/2
(つくり方)
1)ブロッコリーは、食べやすい大きさに分け、ポトフの鍋でゆでる。
★生後12〜18か月ごろの離乳食用ブロッコリーは柔らかくなるまでゆでてから取り分ける。
【取り分け分量】生後12〜18か月ごろ:10g
2)お好みの固さにゆでたブロッコリーに、マヨネーズとレモン汁を混ぜ合わせてかける。
▼離乳食アレンジはこちら▼
★[生後12〜18か月ごろ] ブロッコリーのマヨネーズ焼き
▼お米のレシピをもっと見るなら「お米を使った料理・朝ごはんネット」