お友だち意識調査「お友だちのこと、どう思ってる?」
子どもたちにとって、“お友だち”はどんな存在なのでしょうか?
幼稚園に通う4歳から6歳の子どもたちに、お友だちのどんなところが好きなのかを意識調査をして、岩立京子さん(東京学芸大学教授 発達心理学 幼児教育)にお話しを伺いました。
4歳の子どもたち
― お友だちの、どういうところが好きですか?
・お顔が好き
・ニコっとするところが好き
・登るところが好き
4歳の子どもたちは、友だちの「目に見える特徴」を好きな理由にあげています。 この時期は、人と同じことができればうれしいのです。 (岩立京子さん)
5歳の子どもたち
― お友だちの、どういうところが好きですか?
・2人でいっしょに遊ぶのが好き
・遊ぶところが好き
5歳の子どもたちは、一緒に遊ぶ子が“友だち”になります。気の合う友だちができて、その子と遊ぶ時間が大事になりはじめる時期です。 (岩立京子さん)
6歳の子どもたち
― お友だちの、どういうところが好きですか?
・おもしろいところが好き
・やさしくて、ときには強くて、なんかかわいいし大好き
・かわいいし、すごくやさしくしてくれるから
6歳の子どもたちは、友だちの「個性や性格」が好きという感情が出てきます。「この子と遊びたい」気持ちが強まってくるのです。 (岩立京子さん)
友だちを好きな理由は、目に見える特徴から、一緒に遊べること、性格や個性などの内面に変わっていくんですね。
子どもの成長に合った友だち関係を見守ってあげましょう。
友だちが「かわいい」と言ってくれる服を着たがる。人の目ばかり気にする子にならない?
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