災害時に身を守る方法
幼い命を守れるのはパパとママ。体験や経験を通じて具体的に災害で何が起きるのか学ぶために、照英さんが東京都墨田区の本所防災館で災害を疑似体験しました。
講師:国崎信江(危機管理アドバイザー) 守ろうとする気持ちや防災の知識だけでは幼い命を守ることはできません。日ごろから体を動かして訓練をして備えておくことが大切です。子育て家族のいざというときの対応を紹介します。
地震だ! そのとき、自分の身を守るには?
地震が起きたときは、座布団やクッションなどで頭を守り、テーブルの下などの安全な場所へ移動。余裕があれば部屋のドアを開けて、避難経路を確保しましょう。
地震時に子どもを守る体勢は
赤ちゃんの場合は、ひざの間に挟んで仰向けに寝かせ、足を押さえて覆いかぶさり、片手で自分の頭を守ります。幼児の場合は、怖がらないようにうつ伏せにし、ひざにしっかりとつかまらせて抱きかかえます。
火事が起きたら〜消火器の使い方
まずは、「火事だ!」と叫んで周りに知らせます。その後、消火器の(1)黄色の栓を抜き、(2)ホースを火元に向け、(3)レバーを強く握って消火剤を噴射させます。ポイントは、炎ではなく、燃えているものにかけること。消火器は重いので、ママや子どもにはスプレー缶式の消火具が便利です。
津波から身を守るには
海の近くにいるときに地震が起きたら、すぐに高台に逃げましょう。津波避難場所が定められている所があるので、海岸に行くときはチェックしておくなどして、津波に備えましょう。
災害体験をしたら、日頃から何度も訓練し、頭で考えるより前に体が動くようにしておくことが大切です。
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- (月)災害時に身を守る方法
- (火)いざというときのサバイバル法
- (水)住まいの安全対策
- (木)被災者の経験に学ぶ
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